起業して間もない頃は、セッションや施術の予約がなかなか入らないので、頭のメモ帳にバッチリ入れただけで大丈夫だけど、顧客が増えてくるとこの管理がなかなか大変なのです。
私はコンサルタントの秘書みたいなことをしていたことがあります。
まず、コンサルタントが何日の何時から何時と、自分に都合の良い日をあげます。
そこで、コンサル希望の方へ、何日の何時から何時が空いていますが、いかがですか?と電話をします。
電話は何度かけても出てくれません。
そこでメールをするのですが、返事がなかなか返ってきません。
そこで、また電話をすると「検討中」との返事。ようやく返ってきた時にはその枠はすでに違う方へまわした後。
「この日にどうしてもコンサルを受けたかった」とブツブツ・・・
『だから、早く決めろと電話したじゃないか!』と叫びたいのをこらえて、違う希望日を聞く・・・
という非効率的な作業をしていました!
予約が決まっても都合が悪くなったのでキャンセルしたいとか、他の日に変えて欲しいとか、まあ一度入れた予約を簡単に変える人は多かったですね。
文句を言わず面倒な予約管理をしてくれる秘書がいるなら良いですが、いないのならぜひ予約管理システムを使いましょう。
本来は有料だけど、どのサイトでも無料版があります。
こういうシステム(無料おためしコース有り)を取っているサイトは通常、一度有料にしてしまうと、無料で使用できなくなる所が多いです。
有料の時のデータを引き継ぐことはできないが、無料で使えますというサイトは、あるにはあります。でも、ごくわずかです。
なので、まずは無料で試して使いやすく、他の機能も使いたいと思ってから、有料に切り替えてみてください。
ここに掲載しているのは、無料プランでできることです。
無料でできることは、多いですよ。
1位Airリザーブ
予約管理システム「Airリザーブ」
特徴
・すべて0円
・リクルートグループ
・予約管理
予約キャンセル待ちや仮予約機能もある

2位SELECTTYPE(セレクトタイプ)

特徴
・業種に合わせたテンプレートが豊富
・アンケート機能「テキスト選択形式」「画像選択形式」「マトリクス形式」「自由記述式」
回答者の回答内容によって次の質問を変える「分岐・経路設定」
集まったアンケート回答はデーターベースに蓄積され、統計画面で分析も可能
アンケート回答は、システムにより自動集計
Web上でグラフによりリアルタイムの統計閲覧が可能
・診断テスト機能
・かんたんな操作でスマートフォン最適化されたホームページが作れる
・予約の営業時間受付タイプは、予約が入ると前後の受付枠を自動調整
・メルマガは有料プランから

3位 Yoyakut(よやくっと)

特徴
・スマホ予約
・クーポン配信
・iPhoneカレンダーやGoogleカレンダーとの連携
・当日朝と予約1時間前のお忘れ防止通知
・一度登録すれば2店舗目以降はお客様情報の登録不用

4位 RESERVA(レゼルバ)

特徴
・月間予約数199件、登録顧客数999件までは無料で利用
・一ヶ月更新
・集客・クーポンのメール配信
・Yahoo!とGoogleのリスティング広告の出稿にも対応
・初期0円・月額固定0円でVISAとMASTERのクレジットカード決済機能を予約フォームに導入できる(決済手数料4.9%)

5位 Coubic (クービック)

特徴
・事前決済ができる。(決済手数料4.9%)
本人確認書類のアップロードで最短2日で審査終了
・キャンセル待ち受付は有料プランのみ
・メルマガは有料プランから
・多様な業種に対応

まとめ
私の独断で満足度にランキングを付けさせていただきました。
これは、他にシステムを何も持っていない人だったらという前提での順位です。
では、私はどこを利用しているかと言うと、5位のCoubicです。
もともとメルマガシステムはすでに利用しているところがあったので、必要ありませんでした。
どこにこだわったかというと、お客様が予約を入れたら即「予約受付完了」にならないシステムを利用したかったのです。
以前、違うシステムを使っていて、サーバーのトラブルで私に予約が入った知らせが届かず、お客様に迷惑をかけたことがあったからです。
こちらで予約を確認してから「受付ました」のメールを送るシステムでないと、トラブルのもとだとその時の経験からの判断です。
実店舗がある方はいちいち確認せず即完了の方が良いと思います。
自分のこだわりや考え方で選んでいただきたいです。
最後に予約システムで見つけた面白いイベントです。
・いちご狩り
・酒蔵見学ツアー
・アイドルの「撮影会」
・民泊
・観光地の駐車場
・バスツアー
・農作業体験
・体験型リアルゲーム
・エアガン撃ちまくり
・歯のホワイトニング
確かに予約してから参加するものですが、この行事をWeb予約システムで行なって、イベント情報として予約システム側から検索できることに、びっくりしました。
農業体験は農協に電話、酒蔵見学は酒造メーカーの事務員さんが電話で受付て電話の横にかけている大学ノートの見学台帳に書き込むものと決めつけていました。 笑
各サイトどんどん、機能は追加されてきているので、今後が楽しみです。