あと、1万円あったらなあ・・・とお嘆きのあなた、副業を考える前にまずやっていただきたいのが、自宅にある不用品の販売です。
ゴミ箱に捨てればゴミですが、オークションサイトやフリーマーケットに出品すれば、お金になります。
これってすごいことですよ!
ゴミを出すだけでもお金がかかるご時世に、買ってくれる方がいるとはありがたい。
ぜひ、やってみましょう。
というのも、「ネットで稼ぐ」第1歩に、このオークションとフリーマーケットがとても良いのです。
何処の誰か解らない人に、言葉で商品の特徴を説明して、お金を出して買ってくれた人がいる!!
すごいことです。
でも、やっている人って意外と少ないです。
・ルールが良く解らない
・面倒くさそう
・トラブルが多いと聞いた
・相手が個人なので信用できない
私の周りの人の印象です。あなたも同じですか?
それでは、そんな疑問にお答えしましょう。
1. 基本:フリマとオークションの違い
フリーマーケットとオークションは、不用品を出品するところは同じですが、基本的に考え方が違います。
まず、ここからご説明しましょう。
どちらが良いか、良く読んでね。
【ネットオークションとは】

インターネットオークションとはインターネットを介して競売(オークション)を行うこと。
両者はとても似ているので、まずオークションの方を先に詳しく説明しますね。
インターネットオークションのおおまかなやり方:
1.出品者が、商品の名称、状態、写真、オークションの開始額、終了日時、支払い方法などの出品に関する情報をオークションサイトにアップする。
2.入札者は、オークションサイトから欲しい商品を探し、購入希望額を指定して入札する。
商品が掲載されたウェブページは随時更新されており、最新の状況を確認することができる。
3.他の入札者によって、自分の入札額を上回る入札が行われた場合には、再度入札を行い入札額を競り上げることができる。
最高入札額の更新を電子メールで通知する機能や、他者によって入札が行われた場合に、入札者があらかじめ指定しておいた限度額内で自動的に再入札を行う機能も一般的に付いている。
4.オークションの期間が終了すると、落札者、落札価格が確定する。
入札者及び落札者の双方にメールで通知される。
取引相手に関する詳細な情報は、商品のウェブページで入札者・落札者のみに提供される。
その後の入金や商品の発送などの取引は、基本的に当事者間で行われる。
このため、メールアドレスを明かすことなく互いに連絡が可能な機能が準備されていたり、金融機関や運送会社などと提携して、入金や商品発送を容易・安価に行うことができるサービスが提供されている場合がある。
【ネットフリーマーケットとは】
出品者が、オークションと同じように、商品の名称、状態、写真などをアップします。
オークションと違うのは、値段です。オークションは最低金額からスタートして、上がっていきますが、フリーマーケットは出品者が値段を付けますが、値下げ交渉をされる場合もあります。
値下げ交渉禁止のサイトもありますが、早い者勝ちで売れていくので、出品者としては、早く売れるという魅力があります。
個人同士の取引なので、消費税がかからないというのも、嬉しいところです。
2. 売れるものと売れないもの
では、出品できないものはどんなものがあるでしょうか?
不衛生なもの、汚れているもの、警察、消防、公共交通機関、郵便・運送業者などの制服、医薬品、医療品など。
当たり前ってものばかりですが、「紹介」や「相談」「アドバイス」などの情報やサービスも出品できません。
参考:
3. え? 意外と高値で売れる物は?
今や優良な情報がタダで、手に入る時代ですよ。
こんなものがあったらいいなあと検索したところ、こんなサービスがありました。
オークションやフリーマーケットをする際は、まずチェックですね。
ヤフオク!、モバオク、楽天オークション、セカイモン、eBayの落札相場が検索できます。
だいたいいくらくらいか調べて、意外と高く売れそうだったら出品するけれど、思っているより安かったら、まだ使えるのでこのまま使おうかな??
そんな時は、まず過去の落札価格を検索して、判断できますよ。
ここでじっくりリサーチ、自分が売りたい物を他の人はどんなふうに説明しているか、とても参考になります。
傾向としては、
・出品者情報がきちんとしている
・写真の撮り方が上手
・詳しく説明している
・大きさや重さを、数字を出して説明している
こんな商品が高値で落札されています。
同じ商品が、ほぼ同時期に出品されているのに、落札価格の大きな開きがある商品もあります。
どうぜ出品するなら1円でも高く売りたいですよね。
リサーチ大事です!!
4. やっぱりあるある(T_T)フリマとオークションのトラブル

フリマとオークションに興味があるけれど、なかなかできない原因のひとつに、トラブルの危険があると思います。
2021年3月5日:更新の「独立行政法人 国民生活センター」にインターネット通販・オークションの被害報告が掲載されました。
国民生活センター 各種相談の件数や傾向 インターネット通販・オークション
インターネットやスマートフォンの普及に伴い、インターネット通販やインターネットオークションに関する相談が寄せられています。
ここには、落札者からの相談しか届いていないようですが、実は出品者にも被害があります。
どうしても被害と聞くと購入者というイメージがありますが、個人間取引のオークション、フリマならではのトラブルで、出品者側の被害もあります。
私も古本をAmazonで売っていた経験があります。
Amazon出品ガイドラインが設けてあり、それにのっとって出品しました。
ソフトカバーの本だったのですが、それを記載していなかったために起きたトラブルでした。
トラブルの多くは出品の際にトラブルになることを想定して詳しく記入することで、回避できますよ。
【連絡がない】
落札者から入金がなく、連絡もない場合があります。
フリマは即購入ですが、オークションの場合入札してから、決定するまでに時間がかかるため、入札したことを忘れている人もいます。
『こちらから連絡後、48時間以内に落札者からの御連絡が無い場合、並びに落札日から起算して5日以内に御入金が無い場合は、落札者様からのキャンセルとみなし、処理させて頂きます』
【マイナス評価の人対策】
新規の方や、マイナス評価が高い方はちょっと不安という場合は、こんな一文を。
『新規の方、マイナス評価の方はこちらからお断りする場合がございます』
これは、最初から悪意があってだまし取ろうとする人への抑止にもなります。
こいつはちょっとうるさそうだなと思ってもらえます。
こんなことを書いたら商品が売れなくなってしまうかもと、不安に思うかもしれませんが、反対です。
オークションに慣れている人だなと、悪いことを考えていない人には、信用してもらえますよ。
5.手数料比較
手数料が運営会社によって色々です。
面白いのが、出品者としてはモバオク、購入するならヤフオクがお得と分かれるところです。
きちんと調べている方がいるので、こちらをご覧ください。
このオークション・フリマ運営会社は手数料が収入源です。
手数料が安いと気に入っていたら、突然サービスが中止になってしまうことも珍しくありません。
▼「Yahoo!買取」は2016年3月31日(木)をもちましてサービスの提供を終了いたしました。
▼「LINE MALL」は2016年5月31日をもってサービスを終了しました。
▼「楽天オークション」は2016年10月31日(月)をもって終了いたしました。
明日は出品してみよう、明日は・・・
と思っているうちに、サービスがなくなってしまうことも考えられます。
興味があるなら、やってみましょう!
まとめ
家にある不用品を売る場合は、仕入れがないのでそのまま売上になるのでオススメです。
でも、売る前にまず自分で安いものを買ってみることをおすすめします。
購入する立場になると、中身は中古でも、新品の透明の袋にキレイに入れてもらうとうれしいな、写真では変色に気づかなかったから説明文に書いて欲しかったなどと、気がつくものです。
私も中古の本を何十冊と購入していましたが、いざ自分でも売るとなると、封筒の色や宛名を打ち出した紙の切り方まで、細かい所まで気になりました。
自分が購入者、落札者ならどうして欲しいか?
を考えて上手に売りましょう。
不用品ではなく、ハンドメイドはこちらを参考にして販売しましょう。