今回のテーマは「採用成功の鍵:会社の雰囲気の正しい伝え方」です。
会社の雰囲気の正しい伝え方
前回の動画では、株式会社プレシャスパートナーズさんが、2024年卒の大学生を対象に「就職活動に関する調査」を実施した結果をお伝えしました。
就職活動時に知りたい情報の1位は「会社の雰囲気」、2位が「経営者の考え方や人柄」、内定先の決め手の1位が「社風や雰囲気」でした。
ということで、「経営者自ら、会社の雰囲気や社風について語るのが良い」と、結論づけたのですが、じゃあ、いったいどう発信したらいいの?と、困ってしまう経営者さんが多いのではないかと思います。
そこで、会社の雰囲気の正しい伝え方をお伝えしようと思います。
本日のタイトルに「正しい」と付けたのは、後ほど説明させていただきますが、「正しい」があるということは、「正しくない」伝え方もあります。
ですので、この記事を見てから、会社の雰囲気を発信していただきたいと思います。
会社の雰囲気発信の具体的な方法
社内イベントや交流活動の実施
定期的に社内イベントや交流活動を企画し、社員同士がコミュニケーションを取り合う機会を提供します。
例えば、ランチ交流会やスポーツイベントなどです。
社内ブログやニュースレターの発信
社内ブログやニュースレターを活用して、経営者や社員が企業の取り組みに関する情報を発信します。
社員のエピソードや成功事例、社内でのイベントレポートなどを掲載することで、会社の雰囲気を伝えることができます。
ソーシャルメディアの活用
ソーシャルメディアを活用して、企業の雰囲気や価値観を発信します。
経営者や社員が日常の様子や仕事の裏側を共有し、企業の人間性や魅力を伝えることができます。
経営者は、外部での講演やインタビュー、メディアへの寄稿など、積極的に発信活動を行いましょう。
社内価値観を反映した制度や環境の整備
社内文化を具現化するために、社内の制度や環境を整備します。
経営者のビジョンと、社内制度を一致させましょう。
例えば、経営者がワークライフバランスを重視している場合は、フレックスタイム制度やリモートワークを導入しましょう。
社内風景や社員の声を、なるべく映像で伝える
もう1つ重要なのが、動画の活用です。
残念ながら写真では、その時だけ仲良さそうに、演じることができるんですよね。
私は今日でこの会社をやめるという日に、求人広告用の撮影に参加して、社員の中で1番の笑顔で写真におさまったという事があります。
その会社は毎月5人くらい入社して、6人くらいやめるという会社でした。
撮影は遠慮したのですが、人数は多いほうが良いということで、写真に入ることになりました。
まあ、求人広告に掲載している写真なんて、そんなものです。
今は、それさえもなく、フリー素材の写真を使っている会社が多いですね。
社内風景や社員の声を映像で伝えるメリット
それでは、ここからは、
社内風景や社員の声を映像で伝えるメリットです。
視覚的なリアリティ
映像は、視覚的な情報を提供するため、文字や静止画よりもリアルな印象を与えることができます。
社内の様子や社員の表情、コミュニケーションの様子などを映像でとらえることで、より具体的なイメージを形成できます。
そのため、求職者が実際の雰囲気を体験でき、企業の雰囲気や文化について理解を深めることができます。
感情的なつながり
映像は、音声や動きを伴い、感情的な要素をより強く伝えることができます。
社員の声や笑顔、活気ある雰囲気などが映像によって伝わることで、求職者との感情的なつながりを生み出すことができます。
共感や信頼の醸成
映像は、リアルな映像表現を通じて、求職者に親近感や共感・信頼を醸成する効果があります。
社内の雰囲気や社員の声を映像で伝えることで、企業文化に対して、より親しみを感じ、共感や信頼を抱くことができます。
シェアや拡散の促進
映像は、ソーシャルメディアなどで簡単に共有されやすく、拡散されやすい特徴があります。
社内風景や社員の声を映像として提供することで、社員や関係者がそれを自発的にシェアし、広く情報を拡散する効果が期待できます。
直感的な理解
映像は、情報の伝達速度が速く、直感的に理解しやすい特徴があります。
社内の雰囲気や社員の声を映像で伝えることで、求職者はより迅速に情報を把握し、企業の魅力を理解することができます。
長期的な影響力
映像は、時間や場所の制約を超えて、視聴されることがあります。
社内風景や社員の声を映像で伝えることにより、長期的な影響力を持ち、潜在的な応募者や関係者に対しても企業の魅力を伝えることができます。
まとめ
今回は「採用成功の鍵:会社の雰囲気の正しい伝え方」をお伝えしました。
経営者の方は、動画で会社の雰囲気をどんどん発信してみてください。
もし、どんな感じで動画を作成したら良いかわからないという場合は、御社の社内文化のポイントを一緒に探っていきますので、お問い合わせください。
次回は、「会社の雰囲気の間違った伝え方」をお送りしますのでお楽しみに!