人手不足の中、優秀な人材を採用できている企業に共通していることがあります。
それを取り入れたら、どんな会社も、採用がうまくいくはずだと思いますよね。
でも、調べると採用がうまくいっている会社って、あの会社だからなあ〜ということが多いです。
有名人をイメージキャラクターにして、広告をバンバン流している とか
社長のキャラが立っていて、YouTubeで毎日発信している とか
インスタに、おしゃれな写真を毎日アップしている とか
こうするといいですよなんて言われても、マネできません!というものが多いです。
そこで、誰でもできることで、それも忙しくてできないなら、これ1個だけ、せめてやりましょう!って話です。
1個だけなら、できるかなと思ったら、最後までお付き合いください。
言葉の定義
まず、最初にこの動画で言う「採用できている」「採用できない」の言葉の定義を、はっきりさせておきたいと思います。
採用できないとは・・・
・求人広告を出しても、採用予定数を確保できない
(応募がない、会社の求めているレベルにあう人がいないなど、理由は色々あると思いますが、欲しいと思う人数を確保できないということです)
・採用しても、半年、1年でやめられてしまい、必要な人員以上、常に採用活動をしている
(業務拡大で、しょっちゅう求人広告を出しているのとは違って、やめられてしまう状態のことです)
採用できているとは・・・・
・求人広告を出すと、採用予定数以上の、採用したい人が集まる
・求人広告を出さなくても、「御社で働きたい」という人が現れる
(社員の友人や、SNSを見ている人、近所に住んでいる人)
・社員は、個人的な事情をのぞいて、ほとんどの人が3年以上続いている
では、「採用できている」のイメージがわいたところで、早速答えです。
採用できている企業に共通するたった1つのこと
それは、「会社の良いところも、悪いところも、すべてを伝える」ということです。
少し説明しますね。
伝えるレベル
ですが、包み隠さず、明るみにするとか、さらすとか、むき出しとかいうレベルです。
伝えるタイミング
ですが、応募がある場合は、エントリーから面接までの間に、エントリーしてくれた方へ伝えるのが良いと思いますが、応募数が不足している場合は、もうオープンですね。
こんなことを、オープンにして良いのか? 取引先に見られるのはまずい、と言われる方がいるのですが、無名な中小企業で、「会社名+採用」で検索する人は、その会社に入りたい人しかいないので、取引先に見られてしまうことは、ありません。
そもそも、取引先に知られたくないようなことをしている場合は、そこを修正しましょう。
本当は、採用サイトって取引先に見ていただいた方が良いんですけどね。
会社のビジョンや、お客様に対する姿勢や、想いを伝えているので、取引先はそれを知ったらうれしいですよね。
伝える方法
は、いつも言っていますが、動画です。
会社の雰囲気、社長の考え方、話し方、社長と社員の関係性、社員同士の関係性、全部動画でしか伝わりません。
文章は、誰か他の人に書いてもらうとか、AIを活用して、感動的な文章を作れてしまいます。
でも、政治家の会見や、企業の謝罪会見を見ても、本当にそう思っているのか、誰かの作った文章を読み上げているだけなのか、バレていますよね。
メリット
「会社の良いところも、悪いところも、すべてを伝える」ことで起こる良いことは、
・すぐにやめる人材からの応募がなくなる→合否判断が楽になる
・給与や休日などの条件で、他社と比較されない→内定辞退が減る
・面接で自社の説明をする必要がなくなる→面接の時間が短くなり効率があがる
・新入社員が会社に溶け込むのが早くなる→早期退職のリスクが減る
・社員紹介(リファラル採用)が増える→求人広告費削減
主なメリットは、こんな感じです。
デメリットは、本当は、会社に合わない人で、退職しようと考えていた人の退職時期が早まることですかね。
会社の雰囲気がよくなるので、元々会社に不満を持って、会社を嫌っていた人は、浮くんですね。
それで、いづらくなって退職してしまいます。
遅かれ早かれ退職する人なので、デメリットというより、メリットですね。
まとめ
本日は、人手不足の中、優秀な人材を採用できている企業に共通していることは
「会社の良いところも、悪いところも、すべてを伝える」ことです。
という内容をお届けしました。
採用戦略のコンサル、採用サイトの制作は以下からご相談ください。
ご一緒に、優秀な人材獲得のために頑張りましょう。