中小企業採用大全:採用動画は自然体で
「中小企業採用大全」シリーズ
中小企業ならではの戦略をお伝えします。
第6回目は採用動画についてです。
採用動画は自然体で
これを見ないで、採用動画は制作しないでください。
もちろん、採用サイトに動画入れてますよね?
求人で、応募がない、少ないと嘆いている採用担当者さん、社長、採用サイトに動画掲載していますか?
もし、掲載していなかったら、今ここで、「採用動画を制作するぞ!」と誓ってください。
まじで、反応変わります。
採用動画、作ったら見てもらおう
採用動画は、せっかく作ったらみてもらいましょう。
会社のホームページの目立たないところにひっそり、リンクが貼られている会社があります。
はずかしいのでしょうか?
また、会社のホームページには、採用動画を掲載しているのに、エンゲージの採用ページにアップしていない会社もありますよ。
もったいないですね。
採用動画の役割
ところで、なぜ採用動画を作るのでしょうか?
他の会社がやっているからですか?
採用コンサルタントにすすめられたからですか?
採用動画は、あなたの会社の採用活動の中で、どんな役割をするものでしょうか?
多くの情報を伝える
動画は、一般的に「テキスト+写真の5000倍」の情報を伝えられる、と言われています。
例えば、社員インタビューで、「この会社に入ってうれしかったこと」を話す30秒動画があったとします。
「お客様に『本当にありがとう』と言っていただいた時はうれしくて、今まで苦労したことが吹き飛びました」
話の内容だけでなく、話を聞きながら、多くの情報を得ています。
社員の服装、みだしなみ、髪型、ひげ生やしていいんだ、ピアス片方に5個付けていいんだ、声、話し方、表情、撮影場所は会議室かな壁に傷が無数に付いているな・・・
会社の雰囲気を伝える
求職者にアンケートを取ると、知りたい情報の1位は「会社の雰囲気」でした。
会社の雰囲気を伝えるには、社員座談会動画が1番です。
社員さんが複数人で話す座談会は、いつもの会社の雰囲気を伝えることができます。
動画の場合、複数人が同時に話すと誰が話したのかわかりにくいので、そこだけ気をつけて、チャレンジしてみてください。
おしゃれなカッコいい動画は、大手企業だけのもの
残念ながら、大手企業が採用サイトに掲載しているような、カッコつけ採用動画を掲載している中小企業があります。
あれは、「会社勤め」に憧れを抱いている新卒者のためのものです。
大きなビルの上の方の階で、おしゃれな内装のオフィスで颯爽と働く先輩社員
イケメン君や、美人さんが、何度も撮り直しをして、完璧に編集したカッコいい動画
あれは、あれで、夢見る一部の新卒さんには、高い効果があります。
しかし、それを中小企業がマネしては駄目なのです。
中小企業は、人柄勝負。
言い間違えた時、周りがどう反応するか、そういうところで魅力を感じてもらうために、自然体でありのままの動画を活用しましょう。
求職者はカッコつけ採用動画をどう見ているか?
またまた、求職者アンケートの結果ですが、採用サイトや会社ホームページに対する不満は、「イイことだけ書いている」事だそうです。
イイことだけ書いていると、入社したら結局バレるのに、イイことだけ書いて不誠実だと思うんだとか。
情報リテラシーが高い、若者ならではの意見ですね。
若手を募集している企業は、特に注意して、正直にまだできていないところも伝え、「だからここを補ってくれる人を採用したいんだ」と伝えてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、中小企業採用大全:採用動画は自然体で
を、お伝えしました。
中小企業がアップしている動画は、残念ですが、緊張しすぎてその人の良さが伝わらない動画が多いです。
いつもは話し上手な人でも、カメラを向けられると突然、緊張して別人になってしまうものです。
そのガチガチに緊張している動画に、カッコいい音楽を付けて、1〜2分に編集していて、かえって印象を悪くしている採用サイトを見かけます。
動画の目的を今一度確認して、採用につながる動画を制作してみてはいかがでしょうか。
会社の雰囲気が正しく伝わる採用戦略のコンサル、採用サイトの制作は、ご連絡ください。
ご一緒に、優秀な人材獲得のために頑張りましょう。