今回のテーマは、中途採用求職者が必ず見る採用サイトコンテンツ【福利厚生・労働環境編】です。
ご自分の会社の採用サイトに足りないところがないか、チェックしながら聞いてみてください。
中途採用求職者が必ず見る採用サイトコンテンツ
第2回:「福利厚生と労働環境」
福利厚生と労働環境は、他社と違いを出しやすい項目です。
具体的に、どんな制度に魅力を感じるのか、おすすめの制度や、労働環境の例をお伝えしますので、どんな制度が人気があるのかわからず、悩んでいる採用担当者さんは、ぜひ参考にしてみてください。
福利厚生制度は、本当に重要です。
ここの表現を変更しただけで、応募が激増したというお話も聞きます。
魅力的に感じる表現を散りばめていますので、自社に当てはまると思われる箇所は、コピペしてOKですので、使ってくださいね。
中途採用者は、福利厚生や労働環境に関心があります。
採用サイトで具体的な福利厚生制度や働く環境を紹介し、魅力をアピールしましょう。
では、ここから深掘りして行きます。
中途採用者が魅力的に思う福利厚生制度の具体例を6つあげてみました。
- 社会保険・民間保険
- フレックスタイムやリモートワーク
- 休暇制度
- 教育・研修制度
- 賞与・報奨制度
- キャリアパスと昇進の機会
1.社会保険・民間保険
社会保険は、基本ですね。
社会保険である厚生年金保険・健康保険・介護保険・労災保険・雇用保険を完備していることは、重要です。
公的な保険以外にも、民間の法人保険があります。
法人保険とは、契約者・保険料負担者を法人とした生命保険のことで、福利厚生制度として活用できます。
総合福祉団体定期保険は、従業員に万が一のことがあった場合は、企業の定める福利厚生規程(弔慰金・死亡退職金規程等)に基づき死亡保険金・高度障害保険金が支払われます。
他にも、保険期間中に被保険者である従業員が死亡・高度障害状態になったときには、死亡保険金・高度障害保険金が受け取れ、生存したまま満期を迎えたときには、満期保険金を退職金として活用できる養老保険があります。
2.フレックスタイムやリモートワーク
コロナが5類に移行して、リモートワークが減っているそうですね。
その一方、リモートから出勤になったというのが理由で、退職する人も増えているそうです。
特に、子育て中の方は、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるのは魅力ですね。
3.休暇制度
有給休暇や特別休暇など、十分な休暇制度があることは魅力的ですね。
仕事とプライベートのバランスを取りながら、リフレッシュする機会を持つことができます。
休暇支援制度: 特定の期間に従業員が休暇を取ることを奨励する制度です。
例えば、4週間以上の長期休暇を取得する場合に、一定の報酬や特典が与えられるなどの仕組みがあります。
従業員のリフレッシュや新たな経験を促進します。
4.教育・研修制度
中途採用者は、スキルアップやキャリアの成長に、関心が高いです。
会社が教育や研修制度を提供し、専門的なスキルや知識を磨く機会を提供することは、中途採用者にとって魅力的な要素です。
教育・研修制度が整っている会社では、中途採用者がご自分の能力を向上させる機会を得られるため、自己成長への意欲が高まります。
5.賞与・報奨制度
優れた業績や貢献に対して賞与や報奨金が支給される制度は、中途採用者にとってモチベーションの源となります。
成果が評価され、報酬として反映されることは、働く意欲を高める要素です。
報酬や昇進の機会が明確に設定され、成果に応じた報奨制度があれば、働く意欲やモチベーションが高まります。
6.キャリアパスと昇進の機会
明確なキャリアパスを示し、成果や能力に応じた昇進の機会を提供することは、中途採用者にとって魅力的な要素です。
更に、従業員のキャリア開発を支援するため、専門的なスキル習得や資格取得のための費用補助や時間の提供を行う制度があれば、魅力的に思うことでしょう。
中途採用者が魅力的に思う理想的な労働環境
5つお伝えします。
- コミュニケーション・チームワーク
- 柔軟な働き方とワークライフバランス
- 成長とキャリアの機会
- 成果と評価の明確性
- オフィス環境
1.コミュニケーション・チームワーク
当たり前ですが、情報の共有や意見交換が活発に行われ、協力的でチームワークを重視する環境で働きたいですよね。
異なる意見やアイデアを尊重する文化がある会社は、働きやすいだけでなく、自分の能力を発揮しやすい環境です。
そのためには、社内コミュニティの形成や交流を促進するためのイベントはいかがでしょうか?
例えば、スポーツ大会、社内ボランティア活動、ランチ交流会などです。
昭和には盛んに行われていたイベントが、最近都心のオフィスで復活の兆しです。
2.柔軟な働き方とワークライフバランス
個々のライフスタイルに合わせた働き方ができる環境がいいですね。
オフィス内に託児所を設けると、子育てをしながら働く従業員にとっては、子供の保育に関する心配を軽減し、仕事と家庭の両立をサポートします。
3.成長とキャリアの機会
会社が教育・研修制度やキャリアパスの整備、新たなプロジェクトや責任の与えられる機会を提供することで、モチベーションと意欲を高めることができます。
また、新しい取り組みや改善のための提案を歓迎し、失敗を恐れずにチャレンジすることができる環境は大変魅力的です。
4.成果と評価の明確性
目標設定やパフォーマンス評価が透明かつ公正に行われ、適切な報酬や昇進の機会が提供されることは、重要です。
5.オフィス環境
オープンスペースや快適な休憩エリア、最新のテクノロジーや効率的なツールの提供など、働きやすさと創造性を高める環境は魅力的です。
例えば、フードサービスはどうでしょうか?
食堂やカフェを設け、健康的でバランスの取れた食事を手軽に提供することで、従業員の栄養管理や時間の節約に貢献します。
特に、カロリー計算をされた健康的なランチを提供している社員食堂は、ニュースで度々取り上げられる程、人気です。
また、リフレッシュルームもいいですね。
マッサージチェアやヨガスタジオ、ゲームルームなどの施設があり、従業員がストレス解消やリラックスを促進し、リフレッシュできる環境が求められています。
私も、マッサージチェアが休憩室にある会社で働いたことがありますが、人気でいつも使用中でした。
まとめ
中途採用求職者が必ず見る採用サイトコンテンツとして重要なのが「福利厚生と労働環境」です。
中途採用者は、福利厚生や労働環境に関心があります。
採用サイトで具体的な福利厚生制度や働く環境を紹介し、魅力をアピールしましょう。
福利厚生制度を充実させると、従業員の働きやすさや満足度を向上させるだけでなく、会社の魅力や個性をアピールするのにも役立つので、魅力的に伝えましょう!