【リファラル採用】中小企業あるある:トラブル

【リファラル採用】中小企業あるある:トラブル ブログ

今回のテーマは【リファラル採用】「中小企業あるある」トラブルです。

採用コストを大幅に削減できるリファラル採用ですが、中小企業は大手のマネをしてはいけません。

リファラル採用のやり方は、大手企業と中小企業では、まったく違います。

中小企業が大手企業のマネをすると、まず大失敗します。

リファラル採用はコネ採用の別称?

悪いイメージがついてしまったものに、別のかっこいい名前をつけて、イメージアップを図る手法が昔からあります。

ジャニーズ事務所は、社名を変更するとかしないとか話題になっています。

それと同じように、リファラル採用を、コネ採用の名前を変えたものと、とらえている人が多いです。

しかし、リファラル採用とコネ採用はまったく違います。

なかなか浸透しない、両者は別物という考え方・・・

そのため、トラブルも起きています。

それでは、どのようなトラブルが起きているのでしょうか?

今回は、リファラル採用をすでに導入している企業では、どのようなトラブルが起きているのかと、そのトラブルを防ぐポイントをお伝えします。

  

リファラル採用あるあるトラブル

1)紹介者(社員)と求職者の人間関係にヒビ

2)紹介採用できた社員が、紹介しない社員からいじめられる

3)求職者の人事部への不満に紹介者(社員)も引っ張られる

  

1)紹介者(社員)と求職者の人間関係にヒビ

リファラル採用は、コネ採用と違い、採用基準は一般選考と同じです。

紹介した友人や知人が選考に落ちることもあります。

しかし、リファラル採用とコネ採用はまったく違うということが、なかなか浸透していないため、「一般選考よりも有利で合格率が高い」と思われてしまいがちです。

そのため不採用となった場合、紹介者と求職者の両者が気まずい思いをしてしまう可能性があります。

逆に、求職者がキャリアもスキルもある場合は、紹介者(社員)より給与が高くなるケースもあります。

日本は、まだまだ就業年数を優先して考える傾向があるので、紹介者は、先に入社しているので、給与は自分の方が上か、同額と思うケースが多いようです。

そのため、人間関係がギクシャクしてしまうケースがあります。

  

1)紹介者(社員)と求職者の人間関係にヒビが入ることを防ぐ

両者に「採用基準は一般選考と同じであることを事前に伝えておく」これにつきます。

コネ採用とは違うということを、良く理解してもらいます。

このようなトラブルを経験した結果、紹介者(社員)に、紹介された求職者が、実際に採用面接を受けたのか、採用されたのかどうかを伝えないという方法を採用している企業もあります。

採用になれば、当然求職者は、紹介者(社員)へ連絡するでしょうから、不採用になった気まずさは回避できます。

  

2)紹介採用できた社員が、紹介しない社員からいじめられる

紹介者(社員)は、紹介しただけで高額のインセンティブが支給される企業があります。

そういう企業では、募集の基準に達していない人を紹介しても、インセンティブが支給されます。

そのため、頻繁に紹介しているにもかかわらず、不採用が続くと、インセンティブ欲しさに手当たり次第紹介しているのかと誤解をまねく恐れがあります。

  

2)紹介採用できた社員が、紹介しない社員からいじめられるのを防ぐ

「リファラル採用制度の周知徹底」がポイントです。

全社員に向け、リファラル採用を導入することによって、社員が享受できるメリットをまず説明しましょう。

そして、制度の導入初期は、積極的に紹介してくれる社員が、陰口をたたかれないように、気をつけてください。

また、採用基準や、就業条件の明確化など、制度として根付くように、努力しましょう。

  

3)求職者の人事部への不満に紹介者(社員)も引っ張られる

人事部がリファラル採用の制度に不慣れで、連絡のタイミングなどから、不審感を持たれるケースがあります。

当然、求職者は不安になり、紹介者(社員)へ相談します。

対応の不備を聞いているうちに、紹介者(社員)も自社へ不満を持つようになります。

紹介者(社員)としては、せっかく自分が良い人材を紹介したのに、何やっているんだ!という気持ちになるのは、当然です。

最悪のケースでは、紹介者(社員)が会社に不信感を抱き、退職してしまうケースがあります。

求職者が入社後に、そのような不満に思う事があれば、2人で揃って退職という最悪のケースも見受けられます。

  

3)求職者の人事部への不満に紹介者(社員)も引っ張られるのを防ぐ

人事担当者は、リファラル採用だと、間に入っている紹介者(社員)への遠慮や、甘えが出てしまい、求職者とのコミュニケーションがおろそかになりがちです。

人材紹介会社からの紹介と同じように、対応することが重要です。

特に、条件面や待遇などは、納得いくまできちんと確認することが重要です。

  

まとめ

今回は【リファラル採用】「中小企業あるある」トラブル

をお伝えしました。

1)紹介者(社員)と求職者の人間関係にヒビ

2)紹介採用できた社員が、紹介しない社員からいじめられる

3)求職者の人事部への不満に紹介者(社員)も引っ張られる

採用コストを大幅に削減できるリファラル採用システムに興味があるという方は、ご連絡ください。

ご一緒に、優秀な人材獲得のために頑張りましょう。

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