【中小企業採用大全】大手と同じことをしていても採用できない

【中小企業採用大全】大手と同じことをしていても採用できない ブログ

中小企業採用大全:大手企業と同じことはしない

「中小企業採用大全」シリーズ

中小企業ならではの戦略をお伝えします。

1回目は「大手企業と同じことはしない」です。

  

大手企業と同じ戦略のリスク

リソース不足

大手企業は、まず専任の採用担当者がいます。

採用に専念しているので、セミナーで勉強する時間や、求人媒体の担当者と打ち合わせをする時間があります。

そして、何と言っても、予算です。

中小企業は、限られた予算や人員で戦わなければなりません。

  

知名度

大手企業は、ブランド力が高く、知名度があります。

同じ戦略を追求することで、ブランド力の差がより顕著になり、求職者の興味を引きにくくなる可能性があります。

  

大手企業ができない採用手段

地域コミュニティの活用

店舗がある企業は、地域コミュニティとの連携や協力がしやすいです。

地元のイベントへの参加や学校との連携を通じて、地域住民に自社の存在をアピールできます。

地味な活動ですが、「認知」という意味では重要です。

例えば、パート従業員は、徒歩圏内で探す確率が高いので、企業名をプリントしたTシャツで、清掃活動を行うなど、地道な活動が人材獲得につながります。

  

柔軟な採用条件

中小企業は、大手企業よりも規模が小さいため、個別志向の採用活動が可能です。

例えば、朝9時から18時の会社で、全員がその時間出勤しなければならないのか、よく確認してみてください。

ある会社は、11時から14時で募集したところ、優秀な子育て世代の方からの応募が、複数ありました。

そこは、高級住宅街で、専業主婦が多いことに気がついた社長は、子どもが小学校に行っている時間だけ働きたいというニーズがあると思い、11時から14時の募集を思いつきました。

働く理由は「社会とつながりたい」からなので、時給はほぼ最低賃金でも、多くの応募があったそうです。

  

経営者の人柄

個人的な意見ですが、中小企業は社長の魅力で、人は集まると思っています。

特に創業時の想いや、顧客への愛を語らせたら、感動するイイ話をしてくれます。

弊社が制作する採用サイトでは、代表者インタビュー動画がメインなので、毎回

「いい会社だな」と感激しながら編集作業をしています。

よく、自社の強みを発見し、他社との差別化を図ることが大切と言いますが、言葉でどれだけ、差別化できますか?

「丁寧な顧客対応」がウチの会社の強みですと言っても、どれだけ丁寧なのか分かりません。

しかし、社長が「丁寧な顧客対応」を心がけているという話をする態度を見れば、社長がどれだけ社員に徹底させようと思っているのか、伝わります。

  

大手企業ができない迅速な判断

中小企業は、組織が大きくないため、採用プロセスの迅速化が可能です。

中途採用においては、迅速な判断はかなりポイントが高いです。

しかし、企業側がその利点に気づかずに、意味なく判断を遅らせている場合があるので、気をつけましょう。

2,3社面接を受けて、すぐに1社だけから採用の通知が届き、他社からはいつごろ返事がくるか分からない場合、最初に合格を出した企業に入社しますよね。

  

まとめ

今回は、中小企業採用大全:大手企業と同じことはしない

という内容をお伝えしました。

中小企業でも、大手の隙間を突くと、少ないリソースで効果的な採用活動を行うことができます。

中小企業にも、採用できる人材は必ずいます。

あきらめずに、企業の個性を見つけ、地道な努力で求職者とのコミュニケーションを大切にしていくことが、成功への鍵となるでしょう。

採用戦略のコンサル、採用サイトの制作は、下記よりご連絡ください。

ご一緒に、優秀な人材獲得のために頑張りましょう。

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